第147回流体懇話会のお知らせ
土曜日 15 6月 2013 at 4:43 pm下記のように第147回流体懇話会を開催いたします.
講演題目
Immersed-boundary lattice Boltzmann 法によるマルチスケール流体構造連成シミュレーション
講師
井上 洋平 (電気通信大学 知能機械工学専攻 助教)
日時
平成25年6月21日(金) 16:30-18:00
場所
電気通信大学 東4号館 8階 AV会議室
(学内マップの11番が「東4号館」です)
概要
燃料電池セル中の拡散層や、Lab on a Chip と呼ばれる微小化学反応装置など、微細スケールにおける固体・流体界面近傍における二相間の力学的相互作用が重要な役割を果たす系では、各々の計算手法の高度化に加えて、相間を時空間的に連結する方法論が不可欠となる。本講演では、 Immersed boundary 法によって力学的相互作用を計算するハイブリッドシミュレーション法とその応用例についてご紹介させていただく。
参考文献
[1] Inoue, Y., Tanaka, J., Kobayashi, R. Ogata, S., Gotoh, T. Material Transactions 49-11 (2008) 2550-2558
[2] Inoue, Y., Kobayashi, R., Ogata, S., Gotoh, T., Computer Modeling in Engineering and Sciences, 63-2 (2010) 137-161
[3] Inoue, Y., Gotoh, T. Phil. Trans. Roy. Soc. A 369-1945 (2011) 2431-2438