第149回流体懇話会のお知らせ

木曜日 24 10月 2013 at 12:13 pm

下記のように第149回流体懇話会を開催いたします．

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講演題目

航空機エンジン用燃焼器の開発過程と数値解析の活用事例

講師

牧田 光正 （宇宙航空研究開発機構　航空本部　推進システム研究グループ　主任研究員）

日時

平成25年11月8日（金） 16:30-18:00

場所

電気通信大学 東4号館 8階 AV会議室
（学内マップの11番が「東4号館」です）

概要

航空機用のジェットエンジンには、車と同様に騒音・排気ガス低減などの環境性能が求められ続けている。性能は年々向上しているものの、航空便数の大幅な増加により、特に排気ガスへの規制が強くなっており、発生源である燃焼器の性能向上が求められている。本講では、自動車用に比べなじみの薄い航空用の燃焼器について簡単に紹介すると共に、宇宙航空研究開発機構で行われてきた燃焼器開発を紹介する。これまで、燃焼器の開発は燃焼試験を中心に行われており、当機構でも試験設備の拡充に努めてきたが、近年は数値解析が設計に活用される場面も増えてきており、今回は非燃焼の数値解析の活用についても紹介する。

参考文献

[1] M. MAKIDA, et al, Detailed Cold-Flow Simulation to Estimate Mass Flow Distribution of Aircraft Combustor, ASME Turbo Expo 2011, GT2011-46217.
[2] M. MAKIDA, et al, Development of Rich-Lean Type Full Annular Combustor for Small Aircraft Jet Engine in JAXA TechCLEAN Project Through Both Experimental and Analytical Researches, The 20th International Symposium on Airbreathing Engines, ISABE-2011-1124.
[3] 野崎理, 他, JAXAにおける航空用ガスタービンへのCFD技術の適用, 日本ガスタービン学会誌, Vol.40, No.6, pp.274-281, 2012.11.