第164回流体懇話会のお知らせ

木曜日 28 12月 2017 at 11:03 pm

下記のように第164回流体懇話会を開催いたします.


講演題目

大気大循環から実質的なラグランジュ循環を抽出する取組みについて

講師

菅田 誠治(国立環境研究所 地域環境研究センター)

日時

2018年1月19日(金) 16:30-18:00

場所

電気通信大学 東4号館 8階 AV会議室
学内マップの11番が「東4号館」です)

概要

ジェット気流に乗った大気塊は実際どのように動くのだろうか、 気象の教科書の挿絵のようにバケツリレーで熱を南北に運んでいるの だろうか、実質的に輸送をもたらすラグランジュ循環って一体なにか、 等と考えながら傾圧不安定波の数値実験をしたり、対流圏+下部成層 圏での循環の数値解析をした若い頃の研究内容について紹介します。 (講師注:結実しなかった昔話で恐縮です。)

参考文献

[1] Sugata S., Yoden S. (1994) Chaotic Lagrangian motion and heat transport in a steady,baroclinic annulus wave. J.Meteorol.Soc.Jpn., 72, 569‐587
[2] Sugata S. (2000) Time Threshold Diagnostics: A Mixed Lagrangian-Eulerian Method for Describing Global Tracer Transport. J. Meteorol. Soc. Jpn., 78 (3), 259‐277
[3] 乙部直人, 筆保弘徳, 菅田誠治, 伊賀啓太, 佐藤正樹, 田島俊彦, 佐藤元, 酒井敏, 三村和男, 山田朋人, 北野慈和 (2016) 回転水槽実験のこれまでとこれから. 天気, 63 (7), 5-25


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